投資

株を始める前に知っておきたい5つのこと|投資の基本的な考え方

rosso

こんにちは、はるかぜブログです。

ぼくは投資の知識がほとんどないまま株の世界に身を投じたため、今思えばだいぶ遠回りをしていました。

今回の記事では、株を始める前にこれだけは知っておきたかったと思うことをお伝えしていきます。

まだ株や投資に対するイメージが漠然としている方に向けての記事となります。

それではよろしくお願いします。

はるかぜ
はるかぜ

投資のいろはだなんて、父上も母上も教えてくれなかったなぁ

投資と投機の区別をつける

株式投資は読んで字のごとく投資です。投資と投機では意味がまるで異なります。

違いを表で整理してみます。

項目 投資 投機
考え方 価値の成長に参加する 価格変動を利用する
時間軸 長期 短期
判断材料 企業の将来性 市場のタイミング
売買頻度 低い 高い
心理状態 忍耐・継続 緊張・瞬発力
典型的な行動 保有して持つ 売買を繰り返す

世間のイメージでは株=ギャンブル=投機ですよね。

株に対してあまりよくないイメージがあるのも、この先入観が原因なのかもしれません。

投資家はずっとチャートと睨めっこしているものだというイメージを、昔はぼくも持っていました。

このイメージが刷り込まれたまま株を始めると、たいてい最初に短期売買に走ることになります。

そしてたいして利益が出ないばかりか損を出し、やがてドロップアウトしていくケースが多いです。

短期売買で利益を出し続けるのはプロでも難しいことです。

これは、本来は投資において味方であるはずの時間を敵に回す行為です。

投資と投機、あなたはどちらの関わり方をしようとしていますか?

いまいちど確認しておきましょう。

いろいろ手を動かしていると「投資してる感」があって楽しいんですけどね..

はるかぜブログ
はるかぜブログ

時間が強力な味方になる

投資においては時間がなによりの味方です。

これは株に限った話ではないかもしれませんが、日々少しずつの進歩でも、継続すればやがて大きな成長になります。

複利の力

これから投資を始める方にぜひ知っておいて欲しいのが複利についてです。

複利:利息が元本に組み込まれ、その合計額に対してさらに利息が付くこと

要は雪だるま式に資産が増えていくという話です。この複利の力がすさまじいんです。

例えば元本が100万円、利回り(年利)が5%の金融商品があるとしましょう。

1年後には資産が100+5=105万円に増えています。

その翌年、増えた105万円にたいしてさらに5%の利回りが付くため、資産が加速度的に増加していきます。

時間を追ってみてみましょう。

元本100万円・利回り5%の資産推移

  • 1年後:105万円
  • 5年後:128万円
  • 15年後:208万円

ただ複利運用を続けるだけで15年後には208万円になってしまいました。

かけた費用は実質最初の100万円だけなのに、です。

これだけ強力な複利の力を利用しない手はありません。

ですが、この効果を実感するには長い年月を要することも同時に分かります。

同じことをコツコツと続けられるかが、肝になってきます。

はるかぜ
はるかぜ

15年かぁ。ロマネコンティならまだ飲み頃には早い時期かな?

悪徳きぞくん
悪徳きぞくん

そのたとえ、分かりづらすぎるぞ..

72の法則

ここで、複利運用の便利な法則をご紹介します。

複利で元本が2倍になるまでの年数をすぐ計算できる、72の法則というものです。

72の法則

  • 元本が2倍になるのに必要な年数=72 ÷ 利回り(%)

この法則を先の例に当てはめると、72÷5=14.4。

約14年で資産が倍になる計算ですね。きちんと当てはまっています。

テクニックよりメンタル

投資を始めると下落局面はぜったいに避けて通れません。

下落や暴落局面にあった時、本当に大切なのはテクニックよりもメンタルです。

数か月/数年かけて積み上げてきた資産がいっきにマイナスに転じると、なかなかメンタルに来るものがあります。

ぼく自身の体験

かくいうぼくも、資産のほぼすべてを投資したわずか数日後にー20%の下落を体験しました。

「あとたった数日、投資を見送っていたなら..!」

毎日毎日、どれだけ後悔したか知れません。しかし、自分は長期投資家なんだと言い聞かせ、けっして株を手放しませんでした。

結果的にショックは一時的なもので、数か月後には逆に大きな上昇相場に恵まれるのでした。

市場の暴落、その後の急回復。これだけ暴落するとは思わず、こんなに早く回復するとも思わなかったです。

つまり、ぼくは2重に未来を読み誤っていたことになります。

はるかぜ
はるかぜ

2重に間違えて、かえってラッキーだったね

しつじい
しつじい

人生、「分かったつもりが全然分かっていなかった」なんてよくあることですよ。

暴落が教えてくれたこと

これらのことから以下の教訓を学びました。

  • 短期の市場は予測不可能
  • テクニックよりもメンタルが重要

短期の未来を予測するのはそもそも不可能ですし、その時間を他のことに充てた方が生産的だと気づいたのです。

そして暴落はいっさいの理屈が通用しない世界です。そんな時は市場から一定の距離をとり、荒波に巻き込まれないようメンタルを整える方がはるかに有意義です。

メンタルが乱れた状態だと、狼狽売りをしたり自分の投資計画を守れなかったり、あまりいいことがありません。

よい投資はよいメンタルから来るのだと思います。

ですが、いくらメンタルが重要とはいえ、暴落時に黙ってひたすら耐えるのもただの苦行です。

そんな時は視点を変えてみることが役に立つかもしれません。

視点を変える

長期投資の立場に立つ

長期投資の立場に立てば、普段より割安で株を買える暴落相場はバーゲンセール会場と化します。

戦争、不況、パンデミック…過去のあらゆる困難を乗り越えて世界経済は成長してきました。

今後も世界経済が成長を続けるとするならば、目先数%の上下は誤差の範囲内に過ぎないのかもしれません。

かの伝説の投資家ウォーレン・バフェットは市場全体が暴落したとき、割安となった株を大量に買い増しすることで知られています。

かなりの勇気と自分の見立てへの確信がなければできないことですが、もっとも効率よく株を集められる手法と言えましょう。

悪徳きぞくん
悪徳きぞくん

底値買いを狙いたいものだが、思っているより難しいぞ!

含み損を経験ととらえる

あるいはこうも考えられます。

  • 失敗を失敗で終わらせるのか、それとも次に生かすのか。

含み損を経験しない投資家などおそらくいません。目先の失敗の有無が問題なのではなく、それとどう向き合うかが大事なのだと思います。

ぼくを例に出せば、さきほどの暴落時に狼狽売りをしていたら、今の含み益は存在しませんでした。

含み損から含み益に転じるまでぼくがやっていたことといえば、ひたすら株を握り続けることだけでした。

つまり、目先の出来事よりもこちらの姿勢しだいで結果が大きく変わってくるということですね。

失敗や損失と向き合うことには苦痛が伴います。多くの人の投資が続かない理由はそこにあるのでしょう。

しかしこの試練を乗り越えるたびに耐性がつき、投資家として強くなっていくのでしょう。

やや精神論的になってしまいましたが、実際に暴落の渦中にいる時ほどこのような考えが大切になってきます。

あらかじめイメージトレーニングしておきましょう。

他人の体験談をみておく

新規の投資家にとっては、いかに情報を集めるかが肝になります。

  • 暴落はどういう心理状況になるのか
  • バブルとはどういう世間の雰囲気なのか

これらをひとりで体験するには長い年月が必要ですが、ひとの体験談を見聞きすれば、イメージがわきます。

事前にイメージができていれば、いざ自分が同じような状況に直面した時の心構えが違います。

ですが、人と投資について話し合うのはリアルだとなかなか難しいのではないでしょうか?

その人の資産状況まで関わってくる話題ですからね。

なので、どんな媒体でも構わないので、他人の体験談を見聞きしておくのがとても大切だと思います。

ネット上のとあるリーマンショック経験者は、関税ショックなんて暴落のうちに入らないと豪語されていて、もう僕からは歴戦の勇者に見えました。

事前に彼らの体験談を見ていたなら、暴落のときの過ごし方にももう少し余裕があったんだろうなと思いました

はるかぜブログ
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また、まだ投資方針が決まっていない人も、いろいろな投資家の手法や考え方に触れることで自分なりの考えがまとまっていくと思います。

YouTubeチャンネルになりますが、いろいろな投資家の意見を中立的にまとめているものがありましたのでご紹介させて頂きます。

対話形式なので、楽しく見ながら勉強できると思います。

もちろん、このブログも参考にして下さいね!

2chお金スレこちら

マクロ経済の重要性

見落としがちな視点

株式投資を始めると、つい売買の手法やタイミングなどの方法論に終始しがちです。

ですが、もっと重要なのは国際政治や世界経済の理解です。

世界中の優れた投資家は例外なくこれらの見通しが鮮明です。

  • これから世界経済はどうなりそうか?
  • これからどの地域が、どの分野が発展しそうか?

この大局的視野を無くして効果的な投資をすることはできません。

何を参考にすればいいか

とはいえ、こうした世界情勢の理解に本気で取り組めば、それだけで膨大な時間が必要となり、いつまで経っても投資ができません。

なので万が一失敗しても問題ない元手でスタートして、実践で学んでいくのが早いかと思います。

投資を始めれば嫌でも経済ニュースが気になります。

そのたびに経済や金融について、ちょっとずつでもいいので学んでいきましょう!

ある日振り返ったとき、きっとあなたは別人のようになっている自分に気が付くと思いますよ。

今後の世界経済の見通しについては、ブルームバーグやロイター通信といった情報のほか、資産運用会社や大手金融機関の動向も参考になります。

日本だと、不動産コンサルタントの長嶋修氏の未来予測は大局観をつかむ上でたいへん参考になりますよ。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

人によっては株にたいしてだいぶ違うイメージを持たれたかもしれません。

最後にウォーレン・バフェットさんの名言をご紹介して今回の記事を締めくくりたいと思います。

今回も最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました🍷

Investing should be more like watching paint dry or watching grass grow.

If you want excitement, take $800 and go to Las Vegas.

ーWarren Buffett

意訳:良い投資とは、ペンキが乾くのを眺めているとか草が生い茂るのを見ているとか、そういう類のものなんだ。刺激が欲しいなら札束を握りしめてラスベガスへ行きなさい。

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ボルドー好き
麻酔科医。
投資とワインを楽しみながら、豊かさの本質を考える「はるかぜブログ」を運営。
実体験をもとに、役立つ気づきを綴っています。
株式投資歴:2019年~
おもな資格:麻酔専門医/ワインエキスパート
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